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Maui Visitors Bureau /マウイ観光局- Maui Loves Kids -マウイ・ラブズ・キッズ プレス・キット


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PacRim Marketing Group, Inc. (USA)
塙 麻衣子 (Maiko Hanawa)

808/949-4592 (内線 839)
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2001 年6月


歴史ファンの心を熱くするマウイの旅
Maui's a Paradise for the History-Loving Traveler

マウイ島にやってきたからと言って、じっくり腰を据えてあれこれ思いを巡らす時間まで削る必要はありません。何しろ、太平洋に浮かぶトロピカル・アイランド、マウイは、他に類のない歴史に彩られています。この島を舞台に演じられた数々の歴史のエピソードは、アメリカ国内はもとより、世界でも例のないほど波乱に満ちたものと言えます。それを裏付けるかのように、魔法の島、マウイを訪れる理由として島内の歴史巡りが人気を集めています。

マウイの歴史を知るには、好奇心を刺激する博物館や史跡のガイドブックを片手に、自らの足で歴史をたどることをおすすめします。クルマを使った歴史巡りであれば、太陽と波に戯れる毎日とは違った壮観なシーンに巡り会えることも少なくありません。きっと家族そろって何かを学ぶ楽しさを味わえるはずです。また、小学生・中学生なら、マウイ旅行で身につけた知識を夏休みのレポートにまとめることもできます。

たとえば、マウイ島の最東端にある秘境、ハナをめざしてドライブすると、まるで時間旅行をしているかのような錯覚に陥ります。古代ハワイの光景が目の前に繰り広げられるのです。ハナ文化センターでは、「カウ・ハレ」と呼ばれるヤシの葉を葺いた古代住居が復元されており、この地域に暮らしていた古代ハワイ人たちの生活様式が細部まで正確に再現されています。隣にある小さな博物館には、漁網やポイ(タロイモ)をすりつぶす杵など、日常生活で使われていた道具類が展示されています。

もう1つ、ベールに包まれていた時代の生活を正確に再現しているのが、ラハイナ・センターにあるハレ・カヒコ(「古い家」の意)です。ショッピングの息抜きにゆったりくつろいだり、約200年前のマウイの生活に思いを巡らしたりするのに最適な空間です。

1800年代初頭に宣教師が島にやってくると、伝統文化と西洋の考え方が真っ向からぶつかり合いました。そんな波乱に満ちた時代のなごりが西マウイの町、ラハイナに多数あります。こうした数々の史跡の保全作業を担っているのがラハイナ復興財団です。どの史跡も徒歩圏内にあります。数ある史跡の中でも代表格として挙げられるのが、ボールドウィン・ホーム。ここは、宣教師としてマウイに移り住んだドゥワイト・ボールドウィンが家族とともに暮らした住居で、今も当時のまま残されています。そのほか、カメハメハ大王時代の城塞や宮殿の遺跡、復元された裁判所、教会、この時代に活躍した名士たちが眠るワイオラなども点在しています。小高い丘の上に建つラハイナルナ・スクールは、ロッキー山脈以西ではアメリカ最古の伝統を持つ高校です。ここは宣教師たちによる布教活動の拠点となった場所で、ハワイ語による印刷物が初めて印刷された記念すべき場所でもあります。古いたたずまいのハレ・パイ(印刷所)にある小さな博物館に、印刷にまつわる展示があります。

また、ラハイナは、1820年代から数十年間にわたってアメリカ捕鯨産業の重要な拠点として栄えました。1800年代半ばの最盛期には、年間400隻以上の捕鯨船が補給や休養のためにラハイナに停泊したと言われます。しかし、捕鯨船の乗組員たちの「息抜き」は、品格ある行動をよしとする宣教師の道徳観を逸脱することが多く、船乗りと宣教師の対立は、当時の社会の縮図だったと言っても過言ではありません。ハレ・パアハオ(ハワイ語で「足かせをはめられて閉じ込められる家」の意)と呼ばれた古代の牢獄には、安息日に馬に乗る罪から殺人の罪に至るまでさまざまな罪状を理由に、外国人や先住民が囚われの身となりました。今も当時とほとんど変わらない状態で牢獄が保存されています。

ラハイナには、アメリカの多彩な歴史の一部である捕鯨をテーマにした博物館が2カ所あります。1つは、ラハイナ港に係留されている帆船「カーサジニアン号」の船上にあります。もう1つは、カアナパリのホエラーズ・ビレッジにあるホエラーズ・ビレッジ・ミュージアムです。こちらでは、捕鯨用の銛(もり)や鯨油精製器など、捕鯨に関連のある各種道具が展示されています。

中央マウイのワイルクにも宣教師が住んでいました。住居跡には、当時を物語る展示品のほかに、さまざまな講座や文化イベントが開催されています。このベイリー・ハウス博物館は、かつてはワイルク女学校の校舎として使われ、現在はマウイ歴史協会の本部となっています。建物の中を見てまわると、アメリカ本土から太平洋の南の島へやってきた初期の移住者たちの暮らしぶりが目に浮かぶようです。

1800年代末ごろには、サトウキビ生産がハワイ経済を支える主力産業になっていました。砂糖は労働集約型の産業だったため、農場主は、中国やポルトガル、日本、韓国をはじめ、世界中から労働者を集め始めました。この結果、栽培農園から近代ハワイ文化が生まれ、世界でもまれにみる多様性を持った文化へと発展したのです。ベイリー・ハウスの近く、イアオ渓谷に突き出すようにケパニワイ公園があります。この公園は、多様な移民文化をたたえて建設されました。園内に建てられた小さな住居は、きわめて精巧に作られており、主な移民たちの出身国の日常生活を垣間見ることができます。

プランテーション時代について詳しく知りたいときには、中央マウイをめざしましょう。プウネネにあるアレキサンダー&ボールドウィン砂糖博物館には、歴史的に価値のある展示が豊富にそろっています。この博物館は、かつて製糖工場の工場長が住んでいた家を使っています。そのすぐ隣には、1902年以来、ずっと現役で稼働中の巨大製糖工場があります。

意外に知られていないのが、ハワイのカウボーイの歴史です。実は1830年にはすでにハワイ版カウボーイである「パニオロ」が投げ縄で家畜を捕まえていたのです。牧畜の歴史に関することなら、アップカントリーのウルパラクア牧場内にあるマウイテデスキー・ワイナリーのヒストリー・ルーム(歴史展示室)がおすすめです。このヒストリー・ルームは、デビッド・カラカウア王の訪問に合わせて1874年に建設された建物内にあり、気品ある丸木造りが当時の雰囲気を醸し出しています。また、同ワイナリーでは、マウイ唯一の商用ワインの試飲もできます。

小さな博物館を巡り、素敵な景色につられて回り道。波乱に満ちた激動の時代に思いを巡らす。そんな歴史散策の旅は、見知らぬ土地をとことん楽しむための奥の手ではないでしょうか。特に家族連れにとっては、格好の楽しみ方と言えます。マウイは、好奇心を刺激する発見に満ちあふれています。だからといって、ビーチをあきらめることはありません。何しろ、マウイの楽しみ方は、数え上げればキリがないのですから。


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